損切り

 ちょっとしたグロ画像で申し訳ない。これは自分が持ってる株が7000円ばかりの損失を吐き出している状況である。まあ4月末に確定した配当が2000円くらい出るので実際の損はこれよりすこし少ないのだが。

 資産形成の時間はたっぷりあるので、生活は奨学金で賄いつつバイト代を丸々つぎこんで(お金に色はないのでこの区別に実は意味はない)投機をやっている。1か月少々で手じまいする中期トレードをやりたいのだが、これは長々と持ってしまっている悪い例である。

目先のトレードとしては失敗であるもののバイト1回で賄える程度の損失であるし、マネーゲームを楽しむためにもさっさと損切りして次の銘柄を探した方がよいものの、心情が邪魔してなかなかそうすることができない。1円どころか1銭たりとも戻ってこないソシャゲへの課金なら同額でもスッとできてしまうのに。いや、バンナムの株を買って儲けを出せばガシャ代を回収したことになるのだろうか......?

含み益が出れば欲を出して損ない、含み損を出せばやはり欲を出して塩漬けにしてしまう。 愚かなことだと思うものの、それも含めて教育期間(6・3・3・6の18年！)を終えた後の資産形成の練習だと割り切ることにしている。

しかし、4桁ぽっちの含み損を損切りすることにさえかなりの躊躇いを覚えるのに、規模が8桁くらい大きいtokyo2020の損切りをするとなると頭がどうにかなってしまいそうである。そうだからこそIOCのお歴々も、世論と医療体制から目をそらしつつ強行の姿勢を見せているのだろう。この21歳大学生と同じように。