台風14号

このブログを書いている今、台風14号が私の真北100数十kmくらいの所にいる。たしか20時ぐらいから暴風域に入ってはいるのだが、地形の恩恵か我が高槻ではただ雨が少し降って風が少し強い程度だ。

 

川の氾濫だけ少し心配であったが散々コンクリで固めただけあって何ともなく、ただただ平穏過ぎて休校になって交通費1000円少々が浮かないのを憂うぐらいである。高校の時は大阪-神戸のラインのどこかで何かしら警報がでれば全体で休校、自身のエリアで警報が出ていれば授業自体はやるが欠席がつかない仕様であった。大学はもう少し厳しい。鉄道が生きてたらだいたい講義があって欠席も付く。

 

報道で散々空前の台風だと煽って、実際930hpaで直撃したのは確かで、九州南部の物的被害は深刻で停電もあるようだが、そこで力を使い果たしたらしい。陸地や北の海ではどんどん勢力が削がれていくのが台風なので納得はいく。

 

近年は電車を念のため事前に止めておくことも多いが、それでも休校になる為には黒潮に乗って生きのいい状態でかすめたり直撃したりしてもらわないといけない。それでも京阪神では地形の都合、海沿いの低地か山地でなければ被害はそこまで出ない。もちろん地形の恩恵であるからには、代わりに被害を受けている場所があるので素直に喜ぶべきではないのかもしれない。

 

しかしまあ、休校をのんきに期待できるのもあと数年で、しかもガチガチに積み上げられた治水のおかげであることは自覚しているし、自覚するべきだと考えている。街中で復興の募金があれば少々入れようか。