冬が厳しい土地

少し前は滋賀で大雪だったが、今度は関東で大雪が降ったらしい。難儀なことである。南関東などは流石世界一の大都市というべきかインフラがとにかく大人数を捌くように作られていて雪対策に割り振るリソースが少ないのか混乱が起こっているようだ。関西圏でも大阪や神戸は雪害対策が脆弱だが関東より温暖で厳冬の年でもほぼ積もらないので問題にならない。

 

やはり雪は降らない、降っても積もらないくらいの土地が過ごしやすい。ウィンタースポーツや観光の類など雪があってこその産業もあるとはいえ、単純に寒くてインフラに追加コストがかかる。現代でも交通網が寸断される。その中でも都市部では色々と集積していてまだ過ごしやすいようだが、ただでさえ人口が少ない北国の集落で冬ごもりをする大変さは想像に余りある。

 

しかしまあ温暖な地域に住む身として雪景色は海と並んで、いやそれ以上に非日常の象徴である。緊急事態宣言の解ける頃を見計らって札幌に数日滞在しようと考えている。

 

北海道はメルカトル図法で高緯度にあるのを差っ引いても広大なので他都市に行くと言うと道民に叱られるようだが、4泊ほど時間を確保して夕張と旭川に足を延ばす先を絞れば市内観光も十分楽しめるだろうか。