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今日から3年弱越しの社会復帰を果たし、9時5時で実習に入って忙しく過ごしている......時間が限られる忙しさというよりは病院の文脈、お作法を習得することにリソースをとられている。その上に科としての学習内容も入ってくるので慣れるまでは大変である。とはいえ9時5時がほぼ確約されていて自由時間も多く、急な呼び出しもない辺りかなりのお客様待遇をしてもらっている。

 

さてそこでの服装なのだが、病院に入る時に上に白衣などを着るのはいいとして、時に敷地外に出る時、時に実習生としての立場を外す時などにまた脱いで着てを繰り返すのが面倒である。そこで、インナーにならないでもないユニクロの半袖Tシャツ1枚で過ごすことにした。

 

12月に入って、世の人々はやけにごつい服を着ているとはいえ、Tシャツ一枚で出歩けない温度でもない。なにせ零下がつかないどころか日中は摂氏で2桁、あるいは283ケルビンは少なくともあるのだ。分厚い分厚い肉の襦袢を着ていればなんてことはない。

 

少し前から電車で乗客を料理するかのような勢いでカンカンに暖房が焚かれて辛いのもこの最軽装で過ごす理由のひとつである。人の熱気と電車の強火でアチアチになっている朝の満員電車でごそごそと脱ぐのも憚られるので最初から着ないに限る。

 

少し困るのは目立つことであろうか。大抵の服より二の腕はこの時期目を引くらしい。とはいえ空気と「空気」では、今のところは窒素8割酸素2割その他諸々の空気の方がまだ冷たいぐらいなのでOK(?)