大学の歩き方:PCでの勉強法

この頃、鉛筆なりシャープペンを持つことが少なくなってきた。PCでほとんど勉強を済ませてしまえるからである。そもそも講義が画面上で行われ、レジュメも電子データで配布されるのでそこにわざわざ紙を介入させる余地が少ない。家にコピー機がないので印刷も手間である。

 

うっかりゲームを開いていつの間にか3時間ほど消し飛んでしまうこともあるが、習慣上もう紙に戻ることはやりたくない。試験だけは紙で行われるため、どうにもタイピング向けになってしまった手が試験時間に悲鳴を上げるが仕方がないことである。しかし他の試験も固有名詞CBTのように一般名詞CBTにならないものだろうか。正答率に応じて問題を変えるような芸当はいらないので。

 

そんなこんなで試験勉強も漢字練習の部分を除けばほとんどコンピューターベースである。その分野に該当する国試の過去問や有志作成の予想問題などを入手し表示する。サブディスプレイがある自室ならそれに大きく表示し、出先でそれがないなら大抵は左の方に寄せておく。そして余りの空間にメモ帳を開き、.txtベースで書き進める。

1a 2d 3c 4e 5b、などと一問ごとに問題番号と解答を改行して縦に並べる。記述問題なら問題の中身とその解答をつらつらと書き連ねる。分からないもの、自信がないものにはその度合いに応じて?の字を足しておく。 2択で迷うなら『b c?』、全く見当がつかないなら『?????』といった具合である。そしてその資料についている解答を見、間違っていればその後にスペースを空けて問題の中身と正答を書く。グーグルで調べたことを書くこともある。

 

この作業を連ねていくと、特別な編集作業をせずとも自分の間違ったところが詳しく書かれた資料ができあがるという寸法である。見てくれは全くよくないので他人に渡すには向かないが。