献血

献血はいいぞ、無料の血液検査になる。

 

ということで献血の流れをひととおり紹介していこうかと。

 

まずは献血に行く前に3日間薬を抜くことが必要で、抜けない人は断られます。ただし献血前に飲める薬のリストは公開されていてそれに該当すれば問題なく飲めます。

 

献血は各地の献血センターで行います。一応、献血の車が全国をまわっていますが日にちが限られる上アメニティが貧弱なので行ったことがありません。

 

献血の会場に行くと、消毒液を手に付け体温を測るよう指示されてから献血カードを出し、指紋認証してタブレットでの問診を行うことになります。問診内容は多岐にわたりますが概ね健康で、大病をせず、海外旅行に行ったことがなければ問題ありません。

 

その次は血圧測定ですが、これは自分で行う場合と、次にある医師との面談の一環で行われる場合の両方があります。献血可能な数値範囲が示されているのでいい数値が出ることを願いましょう。頻脈の基準にかかりやすいので、徒歩や自転車で行く場合は少し息を落ちつけてから測定するのがよいです。

 

面談を終えてしばらくすると検査採血に呼ばれます。数ミリリットルの血液を本番とは逆の腕で採血し、血算(血球の数などを計算する)の機械にかけます。特に女性ではヘモグロビンの濃度が問題になることがありますが貧血でなければ問題ありません。

 

検査採血を無事に終えたらトイレに行ってから本番の採血に移ります。機械の横に座って、ヨードでの消毒が済んだら太い針を肘裏の血管に刺して採ります。消毒できない毛穴などにいる菌による汚染を防ぐため、最初に出る少量の血で血を洗う用の血は他の検査や何かあった時の検証のため献血用にはならず別途保存されます。

 

その後本番の採血が行われます。200や400mlの全血の献血では血をそのままバッグに入れて終わりなので15分程度で済みます。成分では血液を遠心分離にかけて必要な成分を取ってから戻す操作が行われるので1時間はかかります。その間スマホでもいじっていましょう。麻雀などすると雰囲気が出て(?)よいです。

 

終わると問題なく立てるか確認されてから、献血カードの返却と粗品の贈呈を受けて終わりになります。

 

数日後webで、希望すれば郵送で、血液検査の結果が送られてきます。