カフェイン運用法①

 社会生活上カフェインは眠気を覚まし健全な生活を送るために重要な化学物質である。しかしながらその副作用が強く取りすぎると不眠や吐き気がもたらされるのでいうまでもなく注意が必要だ。

 

 個々人の耐性に差があり、一概に何mgをいつなどとは言えないものの、数回にわたって私のカフェイン運用法を紹介していこうと思う。第1回は添加物と摂取方法について。

 

世間にはたくさんのカフェイン含有を謳う商品があるが、そのほとんどは純粋なカフェイン製剤というよりその効果を高めるため混ぜ物がされている。そのためカフェインを運用する際にはその添加物に注意を払う必要がある。

 

その添加物の中で一番重要なものは糖分である。エナジードリンクエナジーの部分といってもいいだろう。具体的な薬理作用はともかく、糖分を突っ込むとテンションが上がり、また甘くて飲みやすくなる。

 

また、ビタミンB群もカフェイン製品によく含まれる。代謝亢進の作用があるらしく、またカフェイン摂取で消費量が増えるのでそれを補う意図があるようだ。

 

そしてマカやら高麗人参ローヤルゼリーといった精がつきそうな健康食品が高級なものでは入る。こういうのが入ってると効きそうな感じがしてテンションが上がる。特に高麗人参は強壮によいようで、それを多く含むカフェイン製剤を飲んだ時はカフェイン量以上の効果を感じたものだ。

 

人工甘味料や香料のたぐいもよく入っていて、カフェイン飲料をおいしくいただくために重要である。

 

これらの成分を、基本的には経口摂取で胃腸の粘膜から摂取することになる。胃腸の粘膜から吸収するとカフェインが血液に溶け、それが一旦すべて肝臓に届いて一通り処理を受ける。これを簡単に回避する方法はないでもない。

 

例えばカフェインを豊富に含むインスタントコーヒーの粉をガムに練りこんで噛むとそれが口の粘膜を介して吸収されるので、肝臓での処理を回避することができる。液体でもカフェインの濃いものなら、口に含んでいれば同じことができる。人前でやるには少々間が抜けているが。全身の血中を巡るうちに肝臓に到達したぶんは少しずつ処理されていくが、少ない摂取量でカフェインを濃くすることができる。

 

次は具体的な商品名に触れてどんなものをカフェイン源として使っているかをお話しする。