顔面の保守

コンタクトレンズをつけるため鏡に寄った時、意外に顔の皮が老けていて驚いたことがある。といっても思い当たりが無いわけもなく、雑に扱ったツケが来たものとして受け入れている。

 

そもそも顔に油を塗る文化を受容できておらず、油分を抜いてさっぱりすることを求めるので乳液や日焼け止めの類を塗ることを全くしない。むしろ洗顔の際は石鹸で数kgの圧をかけてこすり、震える五枚刃で引っ搔くのが常である。

 

そして最近覚えてしまった悪癖として、消毒用エタノールをキッチンタオル(紙)に染ませて皮脂をぬぐうことがある。仮にも有機溶媒の端くれであり、垢も脂もごっそりと取り去ることができて心地が良い。別段その後の保湿などはしないので相当ダメージが入る行いだが、顔に脂が浮いた感じがする方が不快で、自室に水道が通っておらず洗顔に降りるのも少し面倒なのでついついしてしまう。

 

体形やファッションの類も含めて、見た目の保守が生活の質にあまり関係しない属性で良かったと心から思う。しかし今後は、広義の接客業を本業とするからには少しは気を配った方が良いだろうか。

 

 

休耕田のソーラーパネル

 

carrotman.hatenablog.com

 

この記事の続きです。

 

この敦賀日帰り旅行には京阪神滋の民ならおなじみ、そうでなくとも在来線乗り放題の18きっぱーに大人気の新快速に乗って行った。高槻から(姫路より延々とやってきた)電車に乗り込み2時間弱乗って湖西線の車窓をのんびりと眺めていたが、自分のように遊びできているなら琵琶湖の横を在来線で行くのも悪くないがビジネスで移動するなら多少値が張ろうともサンダバあれかし、といった心地であった。

 

湖西線では小野のあたりまでは宅地が続き、そこを超えると田んぼと家とちょっとした商店が混じる郊外になる。そのおかげで琵琶湖がずっと右手に見れて良いのだが、そこで目につくものがある。田園に入り混じるソーラパネルである。

 

湖の際で常に一方が開けているので立地が良いのか、それとも単純に稲作をできなくなったのか、水田の端に青くまぶしいソーラーパネルがずらりと斜めの台に据え付けてある。建物ほど重くないとはいえそれなりに重いパネルを据え付けられるように地固めをしては田んぼに戻す時に苦労しそうだが、戻す気もないのだろう。

隣の人に貸すなり売るなりできず、かといって放置して草が生えるに任せると迷惑がかかり、都会の暫定的な土地活用の定番である駐車場は有り余っているので手間なく多少の現金収入を得られるようにしているのだと思われる。

 

しかしその土地が太陽光以上の価値がないと判断されたと思うと、農業も結局は陽の光を取り込む産業なのでだいたい同じとはいえどこか悲しいものがある。

樫田地区

大阪府は北を北摂山系に遮られ東は生駒と金剛、があり南は和泉山脈と3方を山に囲まれている。東と南は山脈の厚みがないので素直に峠のあたりが県境だが、北は福井県にまでまたがる丹波高地の一部でありどこに県境を引いたものかはっきりしない。

 

昔は大阪北東部と京都の府境はほぼ直線できれいだったというが、高槻の北部にある樫田地区は京都から分捕ってきたものだという。そのせいで大阪北東部の府境が汚いものになってしまっている。

 

この樫田、高槻の市街地では今はやってない寒天と編入を受け付けている小学校くらいでしか知られていないのでどんな所か一度見てみようと、昔に車を駆って行ったことがある。

 

道路でのアクセスはそこまで悪くなく、6号線をずっと行けばつく。市街地から名神の高架をくぐって、住宅地を緑ヶ丘・安岡寺・松ヶ丘と走ると原という山間の農村に入る。最近できた新名神もくぐって採石場を通過すると後はぽつりぽつりと民家のある山道である。

 

ただ道中はただただ林が続く普通の山道ではなく、数年前の土砂崩れでスギやヒノキ林が壊滅し今も植生が回復していない悲惨な光景を見ることができる。『高槻森林観光センター』なんてものもあるが、それ以北の生きてる森林もそれ以南の壊滅した森林も両方見ることになるのが悲しい。

 

そのあたりを過ぎるとようやく30分ほどかけて樫田の集落にいきつくことができる。西隣には大きなゴルフ場があるので、ゴルフが趣味の人にはいい場所だろうか。JAの銀行と市役所の支所、小学校を中心に小さくまとまった水田が映える農村である。

 

買い物には少々の野菜が当アカウントのアイコンにもしている農風館という直売所で手に入る以外は亀岡か高槻の市街地に出ることになるが、『田舎暮らし』 の中では買い物がやりやすい分暮らしやすいだろうか。バスもあるし。

リングフィット継続中

リングフィットを始めてから2週間ほど、のんびりとやっているのでようやくworld9で二段ジャンプの能力をゲット(回収)したところである。1日のプレイ時間は内容などによりブレがあるので表示される消費カロリーで考えているが、だいたい80程度で手が疲れて終わることが多い。

 

というのも最初にこれに触れたのがRTA動画であり、そこでは走者が腿上げしながらリングコンを押し込んで空気砲を乱射しているからである。自分は走っていないが、それでも空気砲を無駄撃ちしながらでないと走った気になれないので上腕の疲労がその日のプレイを終えるきっかけとなるのだ。

 

しかし、RPGの類はだいたいそうだが全体攻撃が大正義であることこの上ない。特にいちいち彼我ともに攻撃時間を要するこいつでは、5体の敵に対して単体攻撃で戦っていては日が暮れてしまう。単体攻撃の方が火力の出るバランスでもないので、全体攻撃のスワイショウ2やらバンザイコシフリ、あと最近導入したロシアンツイストあたりが主力である。黄色ばかりであるがアイテムで色変更もできて便利な仕様である。

 

しかし不思議なのは、回復スキルの有用性がどこにも見当たらないことである。アイテム(スムージー)使用にターンを消費しないので、ポパイではないが実質店売りの上ほうれん草スムージーをがぶ飲み君していれば一撃で満タンから持っていかれない限り耐えられてしまう。(上)ほうれん草/クレソンスムージーを99個持ち込んでも倒せない敵が出現するか、急に値上げイベントが起きてほうれん草一本金500也なんてことがなければ

使うことは無さそうである。

 

 

サブウェイ(飲食店)

日本でサンドイッチを買えるところといえばコンビニで、アメリカ風のものならピエロがいるM字のお店が一番有名でよく広がっている。同じくMがつく野菜至上主義のきらいがある所や球団を持っていそうな所、レッドデータブックに載っていそうな明日からカレイバーガーをやる所など色々ある。

 

これらにはやや不健康なイメージがつきまとうものの、同じくパンに肉挟むものの系譜としてサブウェイのサンドが中々健康的なものとしてある。コッペパンの長くてしっかりしたやつ(数種ある)を焼いて肉とチーズと、あと野菜をこれでもかと突っ込んで中々見栄えするサンドに仕立て上げるのである。今日はローストビーフのを食べた。

 

個人的にはこの種のサンドは前に記事にしたKOHYOの100円サンドが親しみ深い。ただ、サブウェイのは値段がこれから4~6倍くらいするだけあって生野菜がどっさりと入って健康によろしい味がする。

carrotman.hatenablog.com

 

安価な外食は往々にして澱粉質と肉を甘塩辛い味とスパイスで食わせるジャンク(でうまい)な代物だが、大量の野菜をワンコインでとれてしまうこいつが高槻駅に入っているのは嬉しいことである。